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python abs関数の使い方
- 作成日:2024年3月9日23:12
- 更新日:2024年3月9日23:14
python
Pythonのabs関数は値の絶対値を返す関数です。int型・float型のほか、__abs__が定義されているオブジェクトや複素数にも対応しています。
それぞれの要素をabs関数の引数として渡した際の出力例を紹介します。
実行例:int型
int型を渡した場合は単純に絶対値が返ってきます。
# int型
a = -3
print('a:', a)
print('abs(a):', abs(a))
a: -3
abs(a): 3
実行例:float型
float型を渡した場合も同様に絶対値が返ってきます。
# float型
b = -3.1
print('b:', b)
print('abs(b):', abs(b))
b: -3.1
abs(b): 3.1
実行例:__abs__が定義されているオブジェクト
クラスに__abs__が定義されている場合はreturnされた値が返ってきます。
# __abs__を定義したクラス
class C:
def __init__(self):
self.d = -3.14
def __abs__(self):
return -314
c = C()
print('c:', c)
print('abs(c):', abs(c))
c: <__main__.C object at 0x7fea6040e630>
abs(c): -314
実行例:複素数
複素数の絶対値にも対応しています。
# 複素数
d = 3 + 4j
print('d:', d)
print('abs(d):', abs(d))
d: (3+4j)
abs(d): 5.0
参考文献:
- https://docs.python.org/3/library/functions.html#abs